帰ってきたあいつ
松岡さん、渡さん、お元気ですか?さすらいから久しぶりに帰ってきた アキラです。
日活のホームページを開くと、あるわあるわ裕次郎、旭 以下日活作品データベース。今入手できる販売ビデオ、DVDを幾つかネット注文して、観てました。チャンネルNECOでは、日活未発売の作品を録画できるので、嬉しい限りです(「マカオの竜」とか「やくざ渡り鳥・悪党稼業」とか)が、日活に不満なのは、裕次郎作品は殆ど販売されているのに、旭作品は非常に少ないということ(例えば「あいつシリーズ」は一本も売られていません。)。いつもの私のグチ、日活は旭に冷たい。まあ気を取り直して、3月の特番は「縄張はもらった」や「あらくれ」など長谷部安春監督ものなので、チャンネルNECOを楽しみにしている今日この頃です。?昭和34年、中3の私は、文化祭公演にオリジナル脚本「波止場の渡り鳥」で監督、出演(金子信雄さんを意識した役)を敢行し、夢をかなえました。主演のS君以下クラスのみんなが私の思い入れを理解し、協力してくれました。滝 伸次をしっかり好演してくれたS君も今は鬼籍に入ってしまいましたが、「赤い夕陽の渡り鳥」を観ていて、あのころの目を輝かせて日活無国籍映画の世界に浸っていた私やS君のことを、思い出しています。
せちがらく、夢をなくした今の社会を寂しく思いますし、邦画よ、新たな夢世界を創造せよ、と祈念しております。
あ、そうそう、渡り鳥、流れ者の世界を旭の名曲で再現するCDの案、大賛成です。通販で全集とか裕次郎、赤木とのセットは手に入りますが
イマイチです。なんとか実現させたい企画ですね。
では、また旭の世界を鑑賞します。
アキラの独白でした。