1956(昭和31年)
第8監房 1/15
監督:阿部豊 脚本:阿部豊
出演:三橋達也・月丘夢路
役名:戸田刑事
インタビューでは、ご本人は出演してないと、おっしゃってます。
朝やけ血戦場 1/15
監督:マキノ雅弘 脚本:関喜誉仁・内田一作
出演:河津清三郎・大阪志郎
幕末の会津戦を舞台にしたもので、初の時代劇に出演。
役名:大庭 官軍の偵察隊員
神坂四郎の犯罪 2/18
監督:久松静児 脚本:高岩肇
出演:森繁久弥・新珠三千代
エゴイスティックな現代人の心の奥底に深くメスを入れた異色文芸大作。
錠さんは、真相を追求する社会派記者の役。
役名:堀田
*坊ちゃん記者 3/4
監督:野口博志 原作:山崎英祐
出演:小林桂樹・津島恵子
小林桂樹さんの記者につくカメラマン役。
色ざんげ 3/21
監督:阿部豊 脚本:岡田敬一
出演:森雅之・北原三枝
異常なまでに哀しくも真実の愛情に生きる現代の男女の群像を追求する。
格調高い文芸メロドラマ。
役名:白井国彦 中年男を演じる
青春をわれらに 3/28
監督:春原雅久 脚本:笠原良三
出演:伊藤雄之助・左幸子
夢よもう一度、老社長が孫娘の恋の狂言まわしをかって出る爆笑また爆笑
の源氏鶏太原作によるユーモア編。
役名:高井 建築家
雑居家族 5/3
監督:久松静児 脚本:田中澄江
出演:轟夕起子・新珠三千代
「月夜の傘」につづく壺井栄文学の映画化で血のつながりのない親子の愛情、
善意とエゴイズムの問題を訴えた。
役名:斎木進 居候の浪人
東京バカ踊り 5/10
監督:吉村廉 脚本:柳沢類寿
出演:南田洋子・島倉千代子
日活初のカラー映画のミュージカル。
役名:理髪店の店員
おんな船頭唄 6/28
監督:小林桂三郎 脚本:戸塚量也・小林桂三郎
出演:安井昌二・三橋美智也
美しい水郷潮来を背景に三橋美智也の哀愁が流れる。準主役を与えられた錠
さんは愛情に生き抜く青年の姿を涙で演じていた。
役名:宮川勇 バス運転手
しあわせはどこに 7/19
監督:西川克己 脚本:池田一朗・西川克己
出演:葉山良二・芦川いづみ
小糸のぶ原作の映画化で、母の面影を胸に純情の乙女がたどる愛の人生行路
を描く愛と涙のメロドラマ。
役名:志村徹夫 ヒロインの恋人の友人
感傷夫人 10/24
監督:堀池清 脚本:寺田信義
出演:月丘夢路・安井昌二
微妙な女心を心憎いまでに描破した伊藤整の小説の映画化で、現代男女の美
しい友情と愛情の心理を描いた文芸メロドラマ。
役名:木島昇 女たらしのサラリーマン
若いお巡りさん 11/14
監督:森永健次郎 脚本:中久保信成・鷹取常武
出演:名和宏・美田川光子
上野の交番に巻き起こるペーソスとユーモアの物語。
役名:鈴木常夫 交番の巡査
牛乳屋フランキー 12/5
監督:中平康 脚本:柳沢類寿・西川克己・中平康
出演:フランキー堺・市村俊幸
錠さんに見られるコミカルな演技は、この頃から発揮されている。
フランキー堺と組んでも劣らない演技は絶賛された。
役名:松原善吉 撮影所に勤める青年
*印は、「京都電影電視公司」の市村さんからの情報により追加しました。